こんにちは! 元公務員こむちゃん(@real_komuin)です。
- 私が公務員を目指す前に知りたかったこと
- 公務員を辞める前に知っておきたかったこと
この2つをコンセプトに発信しています!
今回は、公務員宿舎の家賃相場について解説していきます!
私は県職員時代、格安の公務員宿舎(職員宿舎)に住んでいました。
公務員宿舎に住んでいたことで、貯金や人脈で様々なメリットがありました。
公務員宿舎=汚い・古いなどイメージがありますが、実際に見るとリフォームされて綺麗になっていることもあります。偏見だけで決めてしまうと、公務員としての恩恵を得られないことになります。
公務員宿舎の実体験については以前に解説していますので、参考にしてください。
今回は公務員宿舎ってそもそもどんなものなの?というところから解説していきますので、最後までご覧ください!それではいきましょう!
公務員宿舎って一体なに?
公務員宿舎とは、国や自治体が公務員に提供する住居のことです。
基本的に、勤務地に近い場所に建てられていて、通勤時間の短縮や安全性の確保が図られています。
私の場合、宿舎から職場の合同庁舎まで徒歩10分でした。ただ、同じ県内には職場まで徒歩30分以上かかる宿舎もありました。
公務員宿舎の家賃相場って?
公務員宿舎の家賃相場は、地域や宿舎の種類によってかなりバラつきがあります。
一般的に公務員宿舎の家賃相場は、市場価格よりも安く設定されています。
私の場合、駐車場代込みで約7,000円でした。以前の記事で解説しましたが、色々な工夫をして固定費(家賃・水道光熱費・通信費・ガス代)は約25,000円に抑えていました。
「公務員宿舎の家賃相場はずるい」とよく言われますが、適切に設定されていると私は考えます。
まず、公務員(市区町村職員等を除く)は地域をまたぐ異動が2、3年置きにあるので、公務員宿舎自体は必要です。3月中旬まで異動の内示が出されないので、民間の賃貸だと引っ越しでかなり苦労するからです。
また、実体経済における公務員の立ち位置としては、不景気でも安定した給与によって経済を回すという役割があります。住居費が抑えられていることで可処分所得が増え、景気の循環に貢献できます。
ただ、コロナで飲み会がなくなって経済が回りづらくなっているので、この理論は崩壊しかけていますね。私も貯蓄と米株投資を善としてました。。。(一応日本株も買ってました)
公務員宿舎の家賃相場に影響を与える要因
公務員宿舎の家賃相場には、地域の物価水準や宿舎の設備・立地条件が大きく影響します。
地域の物価水準
地域の物価水準が高い場合、家賃相場も高くなる傾向があります。
田舎と都会ではかなり差があるようです。
私はド田舎の1K宿舎だったので格安の家賃でした。
公務員宿舎の種類
もちろん、公務員宿舎の種類によっても家賃相場に差があります。
単身者用のワンルームタイプや、家族向けのマンションタイプなど、宿舎のタイプによって家賃相場が異なります。
単身者用のワンルームタイプは、家賃相場が比較的安く、家族向けのマンションタイプは、家賃相場が比較的高くなる傾向があります。
私が住んでいた宿舎の家族向けの部屋は3LDKで約14000円だった記憶があります。
ちなみに、ネット情報ですが、東京都内の公務員宿舎の家賃相場は、単身者用のワンルームタイプで月額約5万円から、家族向けのマンションタイプで月額約10万円以上らしいです。
これもネット情報ですが、地方都市の公務員宿舎の家賃相場は、単身者用のワンルームタイプで月額約3万円から、家族向けのマンションタイプで月額約6万円程度となっているようです。
私の初任地は、田舎の県内の中でも一番田舎地域でした。つまり、「公務員宿舎」と一口に言ってもかなりの開きがあるということです。
設備・立地条件
公務員宿舎の設備・立地条件によっても、家賃相場に違いがあります。設備が充実している宿舎や、駅から近い宿舎は、家賃相場が高くなる傾向があります。
例えば、設備が充実している公務員宿舎では、エアコンや浴室乾燥機、オートロックなどが備わっている場合があります。
また、駅から近い公務員宿舎は、通勤に便利であるため、家賃相場が高くなる傾向があるようです。
私の住んでいた宿舎は駅から徒歩3分でしたが、エアコン・浴室乾燥機・オートロック・Wi-Fiなどはありませんでした。あったのはガスコンロと物干し竿だけです。
また、公務員宿舎には、一般的な賃貸物件と同様に、築年数が古い宿舎や、リフォームが必要な宿舎も存在します。これらの宿舎は、家賃相場が比較的安くなる傾向があります。
公務員宿舎の家賃相場を知る方法って?
公務員宿舎の家賃相場を知る方法としては、自治体のホームページや公務員組合のホームページなどで確認できる場合があります。
しかし、「公務員ずるい!」という批判を恐れて、積極的に公開する自治体は少ないと思います。
公務員宿舎の管理事務所に問い合わせることが一番詳しい情報を得る方法だと思います。
都道府県だと、各合同庁舎の総務管理関係の部署が宿舎管理を担当していますよ。
まとめ
今回は、公務員宿舎の家賃相場について解説しました。
まとめとしてはこんな感じです。
- 国や自治体が公務員に提供する住居である公務員宿舎は、基本的に勤務地から近く、家賃相場は安い。
- 2,3年ごとの異動で引っ越しが付き物の公務員にとって公務員宿舎は重要。
- 公務員宿舎の家賃相場には以下の要因が影響する。
- 地域の物価水準
- 宿舎の種類(単身用か世帯用か)
- 設備・立地条件
- 築年数等
- 公務員宿舎の詳しい情報を知りたい場合は、各合同庁舎の総務管理関係の課に問い合わせよう。
公務員宿舎の基本情報について解説してみましたが、いかがだったでしょうか。
このブログでは、理不尽な激務部署に異動してしまった場合に備えて、貯金や投資をオススメしています。公務員宿舎は節約に大きく貢献してくれる要素なので、若手・独身の方は利用することを強くおすすめします。
これからも「公務員を目指す人・辞めたい人」にとって有益な情報を発信していきますので、応援よろしくお願いします!
良かったら他の記事も読んでいってくださいね!
以上、ありがとうございました!
コメント