【まだ間に合う!】公務員試験の攻略法【半年で県4位のコツ】

スポンサーリンク
公務員を目指す方へ
こむ
こむ

こんにちは! 元公務員こむちゃん(@real_komuin)です。

  • 私が公務員を目指す前に知りたかったこと
  • 公務員を辞める前に知っておきたかったこと

この2つをコンセプトに発信しています!

 

公務員を目指しているあなた、公務員試験の勉強は進んでいるでしょうか。

元県職員の私は、地方上級行政の一次試験で県4位という成績を残しました。私の受けた枠では、300人弱の受験者がいましたので、上位2%以内には入れたということになります。ちなみに国家一般の1次試験も記念受験で受かりました。

そんな私も当時はなかなか勉強に手をつけられず、本格的に勉強し始めたのは試験本番の半年前でした。

今回の記事では、私が半年で地方公務員試験に上位合格したノウハウを紹介していきます!

こむ
こむ

私はコスパが悪いと思って公務員を辞めるくらい効率厨です。どうコスパよく合格できるかを考えて勉強していました。

いま考えると、「あれは効率良くなかったな」とか色々後悔もあります。

もう一度あの頃に戻って勉強するならどうすればいいかを考えて記事を書いてみました。ぜひご覧ください。

①短期決戦で毎日9時間勉強

公務員試験は短期決戦がオススメです。

本番がまだ先だと思うと、どうしても毎日勉強できないからです。

勉強が進んでいないあなたも、半年だけなら公務員試験の勉強に全てを捧げられる気がしませんか?

私は授業を3年生のうちにほとんど取り切り、バイトも辞めました。試験まで約5カ月ほとんど実家にこもって勉強していました。

こむ
こむ

実家ではご飯やお風呂などを準備してくれていたのでとても助かりました。利用できるものは利用しましょう。

 

ちなみに私の1日のスケジュールはこんな感じでした

7:00 起床~準備

7:20 疲れない程度の運動(バービーやジョギング、散歩)

8:00 瞑想、ナッツとコーヒーで朝食

9:00 勉強開始(スマホは手の届かないところに置く)

12:00 昼食(炭水化物は摂らなかった)

13:00 勉強再開(眠かったら15分間だけ昼寝をする)

17:00 休憩~軽く勉強

19:00 夕食

20:00 暗記系の勉強

21:00 入浴

23:00 就寝

いかがでしょうか。

ストイックだと感じた人もいるかもしれませんし、意外と頑張らなくてもいいんだ、と思った人もいるかもしれません。

一生のうちの半年だけこういった生活を送ってみるのも楽しいですよ。

 

②やさしい入門書×分厚い問題集【同じものを何周も】

勉強方法ですが、同じ問題集を何周もすることをおすすめします。何周かしないと頭に入らないですし、私自身この方法で良い成績を残せました。

しかし、いきなり分厚い問題集を始めるのは気乗りしませんよね。私もそうでした。

そこで、私が本番の約半年前、まず始めに取り組んだのが入門書を1カ月間取り組むという方法です。

入門書

私が実際に使った入門書は「伊藤塾の面白いほど」シリーズです。(数的処理・判断推理は使わなかったのでここではオススメしません。)

これらの入門書を1カ月間かけて3周ほど取り組みました。次の章で説明しますが、進め方としては1日のノルマを決めて進めて、前日進めたところを復習するというサイクルがおススメです。

こむ
こむ

ちなみに、この書籍はAmazonのkindle unlimitedというサブスクリプションサービスで読むことができます。初回無料キャンペーンがありますので、実質無料で勉強できます。

 

分厚い過去問題集

入門書で基礎が頭に入ったら、次は問題集に取り掛かります。

分厚い問題集を買って、同じ過去問題集を何周もしましょう。

ただし、「これは確実に分かる!」といった問題は何周もしなくていいです。

こむ
こむ

私の場合は5周しましたが、絶対に間違えない問題は飛ばしていたので実質4周分くらいしました。

私は大学生協の公務員講座を受講していたので、送られてきた分厚い問題集を使っていました。

公務員講座ですが、受講していないに等しかったです。授業はほぼ受けていなかったので、最初の模試は恐ろしい点数でした。。。数的処理以外すべて勘でしか答えられず、めちゃくちゃ焦りました。

こむ
こむ

大学生協の公務員講座ですが、地方公務員志望の方には正直おすすめしません。その理由はブログの後半に書きました。面接対策には役に立ちました。

市販のおすすめ問題集はこんな感じです。

 

スケジュール管理

本番までに何周もできるようなスケジュールを立てるのも大切です。このスケジュールは随時修正してもいいです。

目安として当時の私のスケジュールを載せておきますね。

1月 模試が壊滅的で焦る。→ 後半になり、入門書で勉強を始める。

2月 入門書を3周する。前の模試の答えを見て復習などもやってみる。

3月 民法・憲法・マクロ・ミクロの過去問題集に取り掛かる。1周することを目標に進める。

4月 前半に過去問1周を終え、2周目に取り掛かる。同時に行政法・数的・判断推理の過去問1周目を始める。

5月 過去問3周目を始める。同時に財政学(比率大の専門科目)を始める。過去の模試も受けてみる。

6月 過去問4周目、5周目に入る。本番までに時事問題を3周する。

記憶が曖昧なところがありますが、だいたいこんな感じです。

ちなみに数的処理は小学生の頃そろばん教室に通っていたおかげか、そこまで勉強せずにできました。苦手な方ごめんなさい。。

こむ
こむ

行政一般の受験なら、民法・憲法・行政法・マクロ・ミクロ経済学・数的・判断推理・財政学等の専門科目・時事を勉強しておけば大丈夫です。他の科目は効率が悪すぎるので手をつけないほうが得策です。

 

➂前日やったところを必ず復習

先ほど少し説明しましたが、公務員試験の勉強を進めていく上で最重要になってくるのが「復習」です。

人は忘れる生き物です。それと同時に、何度も思い出すことで記憶に残る生き物でもあります。細かい復習こそ究極の勉強法です。

前日やったところを日々復習して問題集を何周もするのは、地味に見えて1番効率のいい勉強法だと思います。

こむ
こむ

何度でも言います。どんな勉強方法をするにしても、必ず前日にやった箇所を見直してみましょう!それだけで確実に頭に入っていきます。

 

④最後の1カ月で時事問題を

時事問題は最後の1ヶ月で頭に叩き込みましょう。

時事問題というのは必ずやるべき科目です。

なぜかというと、日本史や化学などの一般教養や法律科目で時事が出てくるからです。

つまり、時事を知っておくだけで解ける問題がたくさんあるということです。

こむ
こむ

日本史や化学など一般教養は、1問ほどしか出題されないので非効率です。一切勉強せずに時事だけ勉強することを強くおすすめします。

私の場合、本番の1ヶ月前(国家一般試験のあたり)から時事問題の勉強を始めました。

また、小論文や、2次試験の面接にも活きる可能性があります。

この2冊を、先ほど説明したやり方で3周すれば確実です。

 

⑤健康状態を完璧にする

私は不健康だと頭とメンタルの効率が悪くなると考え、睡眠・食事・運動に気を配りました。

りん
りん

そういうのじゃなくて、裏技とかコツを教えてくれよー。

こういうことを言う人がいるかもしれませんが、健康状態を限りなく完璧にすることこそ公務員試験の裏技です。

なぜなら、公務員試験は、どれだけコンスタントに勉強を頑張れるかの勝負だからです。特に半年の短期決戦だと、淡々と毎日平均8時間は勉強する必要があります。

体調やメンタルを崩したりしていたら、効率のいい勉強はできません!

 

私が健康的な身体とメンタルを保つためにやっていたことを紹介します。

  • 毎日11時には寝て、7時には起き、約8時間睡眠をとる。(光の目覚まし時計を使うと目覚めがいいです)
  • 朝飯は無塩ミックスナッツを食べて、水分を摂る。
  • 朝疲れない程度に散歩やバービーをしたり、自然の中を走ったり運動する
  • 勉強前にマインドフルネス瞑想をする。(メディトピアというアプリがおすすめです)
  • 起きて1時間後にコーヒーを飲む。(起き抜けのコーヒーは良くない)
  • レタスとサバ缶、オリーブオイルのサラダで魚と野菜を食べる。
  • キムチ納豆と、冷凍ミックスベリーを入れたヨーグルトを食べて発酵食品を摂る。
  • 玄米を食べる。
  • なるべくスタンディングデスクで立って勉強する。(めちゃくちゃオススメです)
  • スマホは下駄箱にしまう。(スマホはいちばん邪魔者です)
  • 昼寝するなら15分間だけする。(深い眠りになる前に起きましょう)
  • なるべく禁酒する。

このように、健康面は色々と意識してやっていました。

この中には未だに習慣になっていることも多くあります。

どれもオススメできるので1つでも取り入れてみてください。

こむ
こむ

特に睡眠時間や生活リズムが重要だと思いました。スタンディングデスクは適度な運動にもなるので本当におススメします。

 

⑥一次試験が終わってから面接対策

断言します。地方公務員の場合、面接対策は1次試験を合格してからで遅くありません。

2次試験というのは、明らかにメンタルに問題がありそうな人や、変な人を落とす最終確認です。

しっかり健康的な生活をしていれば合格できるはずです。

こむ
こむ

特に女性の場合、1次試験が受かればほぼ安全圏です。女性の受験者数は男性より低い傾向にある上、行政は女性比率を高めようとしているためです。

事前にやっておくべきこと

面接対策で、事前にやっておいたほうがよかったと思うことも3つほどあります。

自己分析

1つ目は自己分析です。

調べると色々なサイトなどで自己分析診断があるので、まずはそれで分析してみましょう。

そのあと、診断されたつよみを自分の経験と照らし合わせます。

自己分析には正解やゴールがありません。1次試験合格まではこの辺まで進めておきましょう。

自治体の長期計画を読む

2つ目は、自治体の長期計画を見ておくです。

勉強のやる気が出ない時に自治体の5カ年計画などを見ておくことをおすすめします。

見ておくことで、面接カードやエントリーシートなどを書く時に少し活きてきます。

見方のコツとしては、どの部署がどの事業を行っているか確認しておくことです。

こむ
こむ

希望部署などを聞かれたときに活かせます。

面接カードのテンプレを勉強しておく

3つ目は、面接カードのテンプレを知っておくことです。

面接カードというのは、民間就活で言うエントリーシートのことです。

自治体によって言い方が変わるかもしれませんが、面接官が面接時に参考にする履歴書のようなものです。

私はこの面接カードを全く進めていなかったのでとても苦労しました。。。

先程も言ったとおり、2次試験の面接は、見るからに公務員に向いていない人を落とす最終確認です。

面接カードは無難で大丈夫です。しっかり面接で受け答えができればOKなので、テンプレを真似するのがいいと思います。

こむ
こむ

今はYouTubeやサイトでテンプレが公開されています。TwitterのDMで送って頂ければ私もアドバイスします!

 

個人的に後悔していること

最後に、私が後悔していることを3つ紹介していきます。

大学生生協の公務員講座

今考えると、大学生協の公務員講座は金額が高すぎます。。

こむ
こむ

私の場合、授業はまともに受けていないし、送られてきた問題集や教科書も半分以上手をつけませんでした。

私が講座でしっかり利用したのは、民法・憲法・行政法・数的処理・推理・マクロ経済学・ミクロ経済学・財政学・時事の問題集等、学生同士の面接練習面接カード添削模試くらいでしょうか。

問題集や模試は一般に売られているもので対応できます。面接練習も、インターンや、大学の学生支援センターみたいなところで練習させてもらえると思います。

面接カードの添削は、Twitterで元公務員ブロガーにDMしてみてください(笑)

絶対やってくれますよ。

一般教養の勉強

私の経験から言うと、日本史や化学など一般教養の勉強はほぼ不必要です。

私自身、高校時代に勉強していた日本史の参考書を読み直したり、生協講座の授業を受けたりしていました。

結果、全く勉強した意味がありませんでした。

各教科1問くらいしか出題されないし、時事を勉強すれば解ける問題や、絶対に分からない問題が出題されるからです。

こむ
こむ

今考えると、日本史や世界史、生物について勉強した時間はなんだったんだ、と思います。。。

ただし、もちろん勉強した方がいい科目もあります。

数的推理・判断推理

当たり前ですが、数的処理関係は勉強した方がいいです。

勉強方法としては、

  1. まずは解いてみる。
  2. 答えを見て、解き方のパターンを覚えていく。
  3. 覚えた解き方で、初見の問題が解けるようにする。

といった流れです。この時もやはり、前日に覚えた箇所を毎回見直しましょう。

 

英語・文章理解

英語や文章理解は、7~8割ほど正解したいところです。

英語や文章理解については、高校受験の勉強で基礎が身についているはずです。できれば模試などで感覚を思い出すことをオススメします。

私の場合、文章理解については勉強せず8割正解を目標にしていました。

英語については、感覚を取り戻すためにYouTubeで英語のニュースをシャドーイングしていました。

シャドーイングというのは、英語の喋りを聞きながら、真似して自分も追いかける感じで喋る練習方法です。(分かりづらくてごめんなさい)

こむ
こむ

具体的には、「Wall Street Journal(ウォールストリートジャーナル)」というYouTubeチャンネルを、字幕あり、0.75倍速で再生して、真似して喋っていました。

最初は難しくて上手くできないのですが、毎日15分くらいやっていると、だんだん上達していきます。

単語や文章の意味が分からなくても大丈夫です。分からなくても飛ばす技術が身に付きます。

世界の時事も知ることができて、英文を読むのも速くなるのでオススメです。

Twitterについて

このブログ執筆のモチベーションをTwitterで保っている私が断言します。Twitterで発信するとモチベーションが保てます。

私は元々SNS反対派で、公務員試験中はSNSをなるべく使わないようにしていました。スマホ脳という書籍を読んで、SNSは人と比較してしまったり、時間を奪う悪者だと思っていたからです。

でも、ブログを始めて、Twitterの印象が変わりました。

こむ
こむ

Twitterでいいねがついたり、タイムラインで他の人が頑張っていることが分かると、「自分もやろう」と思えて、やる気が出ます。フォローしてくれれば私もいいねします!

 

ただし、Twitter利用の注意点もあります。

私が思う注意点は以下の通りです。

裏アカをつくろう

公務員試験用の裏アカをつくりましょう。

今持っているTwitterアカウントを使ってしまうと、タイムラインに色々流れてくるので、ついつい時間を費やしてしまいます。

いつも使うTwitterアカウントは一時封印して、公務員試験用アカウントをつくることをおすすめします。

 

タイムラインを最新ツイート設定にしよう

Twitterはそのままの設定で利用していると、おすすめツイートが流れてきてしまいます。

こむ
こむ

おすすめツイートってついつい見てしまいますよね。。。

このおすすめツイートのせいで勉強時間が削られるのを阻止するために、最新ツイート設定にしてください。

右上にあるキラキラマークを押せば、設定を変えられるはずです。

 

通知はオフにしよう

当たり前かもしれませんが、不要不急のSNSの通知はオフにしてください。

後でまとめて見ればいいんです。気を紛らわすものは徹底的に排除しましょう。

こむ
こむ

勉強の邪魔をしてくるアカウントはブロック。営業DMは無視して削除しましょう。

 

1日1ツイートしよう

最低でも1日に1ツイートしてみましょう。

いいねをもらえてモチベーションが上がります。

自分のフィードバックにもなるのでオススメです!

 

こむ
こむ

これらに気をつけて、仲間をフォローしてみましょう!

 

まとめ

以上、公務員試験を半年で上位合格する攻略法でした!

まとめとしてはこんな感じです。

  • 公務員試験は短期決戦にしよう
    • 半年間だけ全てを公務員試験に捧げてみる
    • 毎日9時間を目標に勉強する
  • まずは入門書を1カ月で3周してみよう
  • 同じ分厚い過去問題集を何周も繰り返そう
    • 「これは確実に分かる!」といった問題は何周もしなくていい
  • 前日に勉強した箇所を毎日見直そう
    • 答えを隠して思い出すくらいで大丈夫
  • 最後の1カ月で時事問題を3周くらいしよう
  • 健康状態を完璧に近づけよう
    • これが本当に1番のハック
  • 面接対策は一次試験を合格してからにしよう
    • 最低限度の自己分析や自治体分析、面接カードのテンプレ確認はしておこう
  • 一般教養の勉強は最低限にしよう
    • 数的処理関係、英語くらいはしっかりと対策して、時事問題を頑張ろう
  • 使いすぎ防止対策をした上でTwitterを使おう
    • モチベーションを保つために仲間をフォローしてツイートしよう

気合いが入ってしまい、かなりボリュームのある記事になってしまいました。

当たり前の内容から、実際に公務員試験を経験しないと分からない内容まで、有用な記事になったと自負しております。

公務員を目指すみなさんのためにこれからも発信していきますので、共に頑張りましょう!

こむ
こむ

Twitter(@real_komuin)はフォロバ100%です。勉強を邪魔してはいけないのでDMはしません!

今後、面接対策の記事も更新予定です。

以上、ありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました